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24日のプレーオフがなくなったスコットランドとポーランドがウクライナのため慈善試合

[ 2022年3月15日 16:54 ]

 ロシアのウクライナ侵攻を受けて24日に予定されていたサッカーのW杯欧州予選プレーオフ準決勝の開催がなくなったスコットランドとポーランドが、同日に英国・グラスゴーで行われる慈善試合で対戦することが14日に発表された。

 ウクライナ支援のため入場券1枚を販売するごとに10ポンド(約1540円)が国連児童基金(ユニセフ)に寄付される。スコットランドのDFロバートソン主将は「父親としてウクライナの子供たちの画像を目にするのは心が痛む」とコメント。ウクライナ戦の延期が決まってからポーランドのFWレバンドフスキ主将らと連携して慈善試合の開催にこぎ着けたといい「我々の愛と祈りをウクライナのサッカー関係者にささげ、試合での義援金が避難民の助けになることを願っている」と語った。

 A組のスコットランドはウクライナ戦が6月まで延期になり、B組のポーランドは対戦予定だったロシアの出場停止処分を受けて不戦勝。ポーランドは29日の決勝でスウェーデン―チェコ戦の勝者とW杯出場権を懸けて対戦する。

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2022年3月15日のニュース