大宮MF柴山昌也　守備もシュートも進化中!上位進出の切り札期待

　大宮のMF柴山昌也（19）が3日、オンラインで取材に対応。2年目の飛躍を誓った。

　下部組織出身で、昨年は新人だったが31試合に出場して1得点、1メートル61と小柄だが抜群のテクニックと精度の高い左足のキックで存在感を発揮した。今季は開幕から2試合連続でスタメン起用されているが、「昨年からスタメンを狙っていた。自分にとってチャンスの時間が多いし、狙っていたので良かった。昨年も守備のことは言われていてしっかり整理できている」と課題にも積極的に取り組んでいる。

　キャンプでは北島コーチにシュートについてアドバイスを受けた。「最後はゴールを見ていかに落ち着いてできるか」と教わった。さらに「力んで打っているので、力ではなくポストにパスするように。ギリギリまでGKを見て2つの選択肢を持つこと。そうすればGKは体を動かす」とアドバイスされて取り組んでいる。昨年から栄養士の指導を受けて食生活も改善し、体重も4キロ増えて当たり負けしなくなった。「お尻が大きくなった」と実感もある。上位進出には攻撃力が大事。柴山が切り札となりそうだ。