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カズも驚き?現役一筋45年の“最高齢選手”がウルグアイにいた!ギネス認定の来月60歳とスペイン紙報道

[ 2022年3月3日 18:34 ]

ウルグアイ4部「Haceleun gol a la vida」の公式ツイッター(@csdhaceleungol)より。中央で左腕にキャプテンマークをつけているのがロバート・カルモナ

 スペイン紙マルカ(電子版)が3日、ギネス認定されプロデビューから現役生活をずっと続けている“世界最高齢”のサッカー選手がウルグアイにいたと報道。「1度も引退を経験していない長寿選手としては日本の55歳FW三浦知良が有名だが、ウルグアイには来月で60歳を迎えるMFロベルト・カルモナというギネスブックに認定された現役選手がいる」と紹介した。

 同紙によるとカルモナは45年のプロキャリアを誇り、これまで30のクラブチームでプレー。59歳となった現在はウルグアイ4部「Haceleun gol a lavida(ハセルン・ゴルアラビダ)」に所属。公式戦の出場は約2200試合を記録しており「世界のサッカー史上で公式戦レベルの長寿選手は多くいるが、その多くは一度引退してから戻ってきた選手ばかり。カルモナは1976年にプロ入りして以来、途切れることなく45シーズンも公式戦に出場し続けている“世界最高齢の選手”で次の日曜日にも出場予定だ」と報じた。

 カルモナはマルカ紙の取材に応じ「今でも怪我をしない限り1日たりともトレーニングを欠かしません。長い選手生活を続けられる“秘訣”は良い食事、トレーニング、座りっぱなしの生活、アルコールやドラッグを避けること、そして常に前向きな気持ちでいることです。夢は必ず叶うと信じる、強い信念が必要なのです。最後にパーティーに出たのは16歳のときだったと思いますが、その翌日の試合でPKを失敗して負けてしまったんです。そのパーティーが仲間と出かけた最後の夜だったと記憶してます」と驚きのエピソードを披露。

 さらに今後も引退する予定はないとし「ここでは激しいチャージにより削られることもありますが、相手はいつも必要以上に謝ってくれます。試合後のロッカールームやプライベートな時間などでも謝りにきてくれます。時には私をバカにしたりするプレーヤーもいますが、私は何もせずにただ無視していれば、自然と状況はうまく運びます。私はここでの環境が気に入ってます」とコメント。同紙はフットボールの歴史における“模範”のような存在だと伝えた。

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