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浦和・西川 「これまでの自分とは違った自分に出会えている感覚」 歴代6位タイのJ1通算525試合出場

[ 2022年2月26日 17:59 ]

明治安田生命J1第2節   浦和0―1G大阪 ( 2022年2月26日    埼玉 )

<浦和・G大阪>後半38分、G大阪・福田(右から2人目)のゴールが決まり、先制点を許す浦和GK西川(撮影・西海健太郎)
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 たった一度のチャンスをものにされた。浦和はG大阪に0―1で敗れた。開幕3試合未勝利は18年の5戦連続勝ちなし以来、4年ぶり。GK西川周作(35)がJ1通算525試合出場で歴代6位の小笠原満男氏に並んだが、勝利で飾れなかった。

 ひとつのプレーが展開をガラッと変えた。後半36分、MF岩尾憲(33)が相手への危険なタックル。この試合で2枚目の警告を受けて退場となった。前節の神戸戦に続いて2試合連続で数的不利になると直後に失点。ペナルティーエリア外からのシュートが味方DFに当たり、ゴールネットを揺らされた。

 西川は「長いシーズンを考えるとこういう試合は必ずある。前半からチャンスが多かった分、我慢強さを意識しながら、うしろで声を出しながら守れていたと思う」と振り返るとともに「退場者が出たことに関しては、ベストを尽くした結果だと思う。10人になって攻め込まれるシーンは増えたが、追加点を許さなかったのはポジティブなこと」と強調。そのうえで3月2日の川崎F戦に向けて、「GKとしても、チームを支えるという意味でもいい準備をやっていきたい。ここから這い上がる姿を見せることが大事。今日の敗戦をしっかりと反省して、次に活かしたい」と言葉に力を込めた。

 また、今季から就任したジョアン・ミレッGKコーチ(61)とのトレーニングの手応えについて「クロスに対しての守備範囲はこれまでよりも広くなったと思う。ジョアンコーチから言われたことをしっかりとプレーに変換できている。これまでの自分とは違った自分に出会えている感覚です」と話した。

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