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ポーランド協会のロシアとのプレーオフ対戦拒否宣言にレバンドフスキ主将も賛同。FIFAの対応に注目

[ 2022年2月26日 20:40 ]

ポーランド代表のFWレバンドフスキ(AP)
Photo By AP

 サッカーのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ主将(33=バイエルン・ミュンヘン)が26日、W杯欧州予選プレーオフでロシアとの対戦拒否を表明した同国サッカー協会に賛同した。「もはや言葉ではなく行動する時だ!ロシアのウクライナに対する侵攻が激しくなる中でポーランド代表はロシアと対戦するつもりはない」と宣言したツェザリー・クレシャ会長のツイートを引用し「正しい決断だ。ウクライナで侵攻が続く中、ロシアと対戦するなんて想像できない。ロシアの選手やファンに責任はないが、何も見ないふりをするわけにはいかない」と訴えた。DFカミル・グリク(34=ベネベント)ら他の代表選手もツイッターで「サッカーより大事なものがある」と賛同した。

 ポーランドは3月24日のプレーオフ準決勝でロシアと敵地で対戦する予定だが、決勝でロシアと戦う可能性があるスウェーデン、チェコと連名で24日に「ロシアで試合をすることは考えられない」と開催地の変更を要求。国際サッカー連盟(FIFA)は状況を見極めた上で対応する姿勢を示していたが、今回の対戦拒否はW杯予選からのロシア除外を求める動きと言え、FIFAの対応が注目される。

 W杯欧州予選は既に10チームの本大会出場が決まり、残っているのは3枠。12チームが3組に分かれて一発勝負のトーナメントを行い、ロシアはポーランドとの準決勝に加え、勝ち上がった場合にスウェーデン―チェコ戦の勝者と対戦する決勝(3月29日)もホームで行う組み合わせとなっている。

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2022年2月26日のニュース