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冨安 またも負傷で全治未定…前回と逆の「左ふくらはぎ」 3月の豪州戦ピンチに森保監督は慎重姿勢

[ 2022年2月26日 05:30 ]

アーセナルのDF冨安健洋(AP)
Photo By AP

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋(23)がまた試練に直面した。右ふくらはぎ負傷から回復して19日のブレントフォード戦で久々にベンチ入りしていたが、再び戦線離脱。今回、負傷したのは前回とは逆の左ふくらはぎで全治は未定という。24日に行われたホームのウルバーハンプトン戦では2試合ぶりにベンチ外となった。

 昨年12月に右ふくらはぎを痛め、1月20日のリーグ杯準決勝に強行出場。だが、相手の突破を許して失点に絡み、ボールを失うなど精彩を欠いた。それ以来、公式戦から遠ざかっている。アルテタ監督は「万全の状態に戻ったのに、今度は練習で逆(左)のふくらはぎを痛めた」と説明。復帰が遅れることに「問題になっている」と心配そうに話した。

 日本代表は現在、W杯アジア最終予選B組で2位。3月に勝ち点3差の3位オーストラリアとの大一番に向けて、冨安を再び欠くことになれば痛手だ。1月27日の中国戦と今月1日のサウジアラビア戦は不参加で、今回も招集できるかは不透明で、森保監督は「私が会ったときは順調に回復しているということだったが、その後のトレーニングで脚を痛めたという報告は受けている」と言及。現時点での判断は難しいとした上で「できる可能性はあるということで聞いているが、最終的にはケガの状態を見て招集を判断することになる」と慎重な姿勢を示した。

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2022年2月26日のニュース