【26日のJ1みどころ】3年ぶり静岡ダービー　磐田がライバル相手にJ1復帰初勝利なるか

Jリーグ

　サッカー明治安田生命J1リーグは26日、中止となったFC東京―名古屋を除く第2節第1日の7試合が行われる。2月の寒さが残る中、各地で熱い戦いが繰り広げられる。

　磐田と清水による伝統の「静岡ダービー」が、磐田のJ1復帰により3年ぶりに実現する。清水から昨季途中に期限付き移籍し、今季完全移籍となった磐田MF金子翔太が先発。自身が育ったチームから「恩返し」のJ1復帰初勝利を目指す。

　C大阪―京都の関西対決では、12年ぶりJ1復帰の開幕戦で浦和を撃破した京都にとって、クラブ初の開幕連勝がかかる。昨季までC大阪でプレーしたFW豊川雄太が開幕戦に続きスタメン入りし、古巣相手に移籍後初得点を狙う。京都はJ1通算400得点にあと1。記念ゴールの行方も気になるところだ。

　鹿島―川崎Fは今季J1の行方を占う意味でも、注目の一戦となる。J2降格経験のない常勝軍団の鹿島にとって川崎F戦はJ1唯一の通算負け越しカードで、15年8月を最後にリーグ戦で12試合も勝てていない。23日横浜戦で今季初黒星を喫し、連敗となれば約4年ぶりとなる川崎Fは、FW小林悠や新人のDF佐々木旭が今季初先発。J1の盟主と王者の意地がぶつかり合う。