55歳誕生日の鈴鹿FWカズ、開幕スタメンへ！3日連続で実戦先発「あとはゴールだけ、手応えはある」

3日連続で練習試合に出場した鈴鹿の三浦知良
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　JFL鈴鹿ポイントゲッターズのFW三浦知良が55歳の誕生日となった26日、3日連続となる練習試合（岐阜セカンド戦）に先発出場した。さすがのカズも3日連続の実戦は「プロになってからは初めて」と笑うが、この日も多くのサポーターが見守る中、40分間プレー。前線で攻撃を組み立てるなど順調な仕上がりを見せた。

　「先週くらいからコンディションも上がってきて、いいパフォーマンスが出せていると思う。開幕まで2週間ちょっと。あとはゴールだけだね。手応えはある」。開幕は3月13日、ラインメール青森と激突する。この日、バースデー弾とはならなかったが、開幕スタメンも見えてきた。

　鈴鹿市内で実施した5日間のキャンプも打ち上げ。新型コロナ感染対策の一環で食事は黙食、選手同士で部屋の行き来も制限されるが、宿泊施設には温泉も併設され、裸同士のコミュニケーションで選手間の関係も深めることができた。

　「言い方は適切でないかもしれないけどチーム内で主導権を握ってやろうと思っている。それが徐々に出来てきている。昨日もそうだったけど最後のセンタリングのところであと1歩でというのが何回かある。チームがしっかりした形で得点して、皆が取れるようになれば、自然の自分のところにもチャンスは来ると思う」。

　鈴鹿市内での新生活も既に4週間。毎晩8時半には就寝し、サッカーに集中した生活を続けている。新天地での開幕まで15日。55歳のキングがさらにギアを上げていく。