青森山田MF松木　高川学園“トルメンタ”封じは「ミーティングで確認」　指揮官も完封勝利に手応え

第100回全国高校サッカー選手権準決勝   青森山田6―0高川学園 （ 2022年1月8日    国立競技場 ）

＜高校サッカー準決勝　青森山田・高川学園＞後半、ゴールを決める青森山田・松木（中）（撮影・西海健太郎）
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　3大会ぶりの頂点を狙う青森山田（青森）は6―0で高川学園（山口）を下し、4大会連続の決勝進出を決めた。

　青森山田は高川学園が今大会のセットプレーで見せてきた選手が輪になってぐるぐる回るトリックプレー・トルメンタ（イタリア語で嵐）を最後まで一度も出させず完封。FC東京入りが内定しているU―22日本代表MF松木玖生（3年）は「自陣でセットプレーを与えないという部分はミーティングで確認していた。独特なCKやFKは警戒していたが、そこはゼロに抑えられた」と手応えを口にした。黒田監督も「一番の対策はコーナーを与えないこと。シュートも打たせない。決定打もなかったことが良かったと思う」と振り返った。