麻也 各クラブでの定位置確保“厳命”、サウジと豪州下し絶対「勝ち点6」

[ 2021年9月9日 05:30 ]

W杯アジア最終予選B組   日本1-0中国 ( 2021年9月7日    カタール・ドーハ )

<中国・日本>競り合う吉田(中央)(C)JFA
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 主将の顔に安堵(あんど)も笑みもなかった。無失点に貢献したDF吉田は「勝ち点3を取ったけど物足りない。ギリギリ。もっとパフォーマンスを上げていかないといけない」。アジア最終予選2試合を終えて、1勝1敗でチーム総得点は「1」。改めてコンディションづくりの難しさに直面した。

 試合後に掲げたのは“ノーモア9月”だ。来月7日には敵地サウジアラビア戦、同12日にはオーストラリア戦(埼玉)。ともにここまで2連勝している。W杯出場を争うライバルとの2連戦を「前半戦の鍵」と位置付け「勝ち点6を取らないといけない。この2チームを叩ければ、同率で首位に並ぶ可能性がある。取り戻せるチャンスが目の前にある。モチベーション高くやらないといけない」と力を込めた。

 オマーン戦後のリバウンドメンタリティーは「これがスタンダード」と一定の評価。そして欧州組が多い中、チームメートへの次なる要求は所属クラブでのレギュラー確保だった。「疲労があるとみられることがある。時差や移動を理由にベンチに追いやられる」と自身の経験を交えつつ「練習から良いパフォーマンスを出して試合に出る。そして良いコンディションで(代表戦を)迎えることが大事になる」という。

 サウジアラビア戦は伊東が累積警告で出場停止となるが、代役候補の堂安は所属するPSVアイントホーフェンで今季出場機会がない。冨安は今夏移籍した強豪アーセナルでの熾烈(しれつ)な競争を勝ち抜く必要がある。

 「今日も負傷者が出た。離脱者もいる。(最終予選は)いろんな選手が代わりに出る。激しい競争がチーム力を高めることになる」

 前回のロシアW杯アジア最終予選は過去最多32人が出場。限られた選手だけで勝ち抜けるほど、今のアジアは甘くない。

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