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川崎F敵地で執念ドロー!ケガ人続出…守備陣崩壊危機も家長PK弾で追いついた!

[ 2021年9月2日 05:30 ]

ルヴァン杯準々決勝第1戦   川崎F1ー1浦和 ( 2021年9月1日    浦和駒場 )

<浦和・川崎F>後半、PKでゴールを決める川崎F・家長(撮影・西海健太郎)
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 準々決勝第1戦の4試合が行われ、2年ぶり2度目の優勝を狙う川崎Fは敵地で浦和と1―1で引き分けた。前半35分に先制を許したが、後半27分にMF家長昭博(35)のPKで追いついた。4強を懸けた第2戦は5日に行われる。

 川崎Fが執念を見せた。この日は負傷離脱中の谷口、日本代表に招集された山根が不在だった中、前半31分にジェジエウ、後半35分に車屋が負傷退場。相次ぐDF陣のトラブルに、大きなピンチに陥った。それでも登里や橘田らが慣れないポジションで奮闘。何とか引き分けに持ち込み、鬼木監督も「アクシデントの連続で難しくなったが、選手はよくやってくれた」と振り返った。

 この日が今季公式戦38試合目。酷暑の中の過密日程でケガ人が続出している。最近は練習で人数が足りず、ユースの選手を呼び寄せているほどだ。常に前向きな指揮官も「厳しい状況」と頭を抱える。それでも勝てば4強が決まる第2戦へ、登里は「ホームに戻れるので士気が上がる」と前を向いた。

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2021年9月2日のニュース