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日本 W杯最終予選まさかの2大会連続黒星発進…過去10戦無敗オマーンから本拠で“歴史的敗戦”

[ 2021年9月2日 21:13 ]

W杯アジア最終予選A組   日本0―1オマーン ( 2021年9月2日    パナスタ )

<日本・オマーン>後半、ハンドの判定に抗議する吉田(中央)ら(撮影・北條 貴史)
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 男子サッカー日本代表は2日、W杯カタール大会アジア最終予選の初戦でオマーン代表に0―1と敗戦。PK取り消しなどVAR判定による“アシスト”を受けながらも、FIFAランク79位でW杯初出場を目指す相手に本拠で不覚。日本代表史上初めてオマーン相手に黒星を喫し、最終予選は2大会連続の黒星発進となった。

 アジア2次予選を8戦全勝で勝ち上がってきたFIFAランク24位の日本だったが、同ランク79位の“格下”に対し、前半から苦戦。オマーンはこの試合前に1カ月程度の合宿をしてきたとあってコンディションも良く、日本も研究されほとんどチャンスが作れないまま前半を終えた。

 後半8分には自陣右サイドを突破され、クロスボールが長友の左腕に当たってしまい主審はPKの判定。ここでVAR判定となり、主審自らがVTRを確認。その結果、ハンドはなかったと判断されPKは取り消し。

 辛くも難を逃れると、後半選手交代によって徐々にチャンスを作り初めた日本だったが終盤に失点。右サイドからのクロスを途中出場のFWアルシャブヒに決められ撃沈。A代表では過去公式戦8勝2分けと負けのなかった相手から本拠でまさかの黒星を喫し、7大会連続の本大会出場へ向け課題を残す結果に終わった。

 ▼W杯アジア最終予選 日本(24)はアジア最終予選でオーストラリア(35)、サウジアラビア(61)、中国(71)、オマーン(79)、ベトナム(92)と同じB組に入った。同予選は2次予選を突破した12カ国がA組、B組に分かれホーム&アウェー総当たりで各2度対戦し、各組上位2カ国計4チームがW杯本大会に出場。A組3位とB組3位はアジアプレーオフで直接対決し、勝者は大陸間プレーオフに進出。ここでも勝利することが出来れば、本大会出場の権利が得られる。※()内数字はFIFAランク

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