山下同点弾も…鳥栖、5試合ぶり黒星　3試合ぶり「復帰」の金明輝監督「勝ちに値するゲーム」

明治安田生命J1第24節   鳥栖1ー2浦和 （ 2021年8月14日    浦和駒場 ）

＜浦和・鳥栖＞敗戦に肩を落とす鳥栖イレブン（撮影・西海健太郎）
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　雨が降りしきる敵地で、鳥栖が5試合ぶりの敗戦を喫した。ゲームは立ち上がりからボールを保持。主導権を握りながらも前半36分に先制を許した。

　同46分に反撃。4試合ぶりに先発を果たしたFW山下が右足で豪快なボレーを叩き込み一時同点とした。ただ、押し込みながらも追加点が奪えない。後半39分に与えたPKを決められ、これが決勝点となった。

　8試合ぶりの今季9点目を決めた山下は「多くのチャンスをつくってもらったのに1点しか決めきれずに責任を感じている」と喜びよりも反省が口をついた。

　練習中の行き過ぎた指導で3試合の指揮停止から復帰した金明輝監督は「選手たちは勝ちに値するゲームをしてくれた」と称賛。主力の松岡、林が移籍した一方で3人の期待の新戦力、MF白崎、MF小泉、FW岩崎がデビューを飾った。先発した白崎は「自分が入ってどう改善していくかイメージはできた」と手応えを感じていた。