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G・ミュラー氏75歳で死去…バイエルン公式サイトが追悼、カーンCEOも「永遠に心の中にあり続ける」

[ 2021年8月15日 22:08 ]

<西独・ソ連>1972年、ソ連戦でゴールを決めるドイツ代表の「爆撃機」ゲルト・ミュラー(左)(AP)
Photo By AP

 サッカーのドイツ1部バイエルン・ミュンヘンは15日、クラブOBで西ドイツ代表として活躍したFWゲルト・ミュラー氏が75歳で死去したとクラブ公式サイトで発表した。同じくクラブOBでドイツ代表守護神として活躍したGKオリバー・カーンCEOは「彼はFCバイエルンの歴史の中で最も偉大なレジェンドの一人であり、永遠に私たちの心の中にあり続けるでしょう」と追悼した。

 同サイトではミュラー氏が現役時代、バイエルンで607試合に出場して566ゴールを記録し、ブンデスリーガでは歴代最多得点記録となる365ゴールをマークし7度の得点王にも輝いたと紹介。また代表戦でもミロスラフ・クローゼに次ぐ歴代2位の68ゴールを決めるなど、母国を2度の世界一に導く活躍を見せ“爆撃機”の愛称で相手から恐れられる存在だった。

 さらに同サイトは通常のカラーページではなく白黒の“追悼の意を込めた”バージョンに更新。今季からクラブのCEOに就任したカーン氏は同サイト内で「ゲルト・ミュラー氏の訃報は、私たち全員を深く悲しませます。彼はFCバイエルンの歴史の中で最も偉大なレジェンドの一人であり、彼の功績は今日に至るまで他の追随を許さず、FCバイエルンとドイツサッカー全体の偉大な歴史の一部として永遠に語り継がれることでしょう。ゲルト・ミュラーは選手として、また一人の人間として、FCバイエルンとその世界的なビッグクラブへの発展を象徴する存在です。ゲルトは永遠に私たちの心の中にあります」と複雑な胸の内を表現した。

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2021年8月15日のニュース