湘南5連敗　鹿島から復帰のMF杉岡が奮闘も…「存在意義を示したかった」

明治安田生命J1第24節第2日   名古屋1―0湘南 （ 2021年8月15日    豊田スタジアム ）

杉岡大暉（2019年撮影）
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　鹿島から期限付き移籍で古巣湘南に復帰したMF杉岡大暉（22）が先発したが勝利は飾れず5連敗を喫した。

　湘南時代は左のウイングバックが定位置だったが、この日は3バックの左CB、名古屋のマテウスやシュヴィルツォクらを体を張って止めた。「内容は悪くなかったが、またセットプレーだった。連敗を止めたかった」と悔しそうに振り返る。「移籍最初の試合だし、自分の存在意義を示したかった。すぐに試合に出させてもらって、良さを出そうと思った」。

　浮嶋敏監督（53）も「前半は我々、後半は名古屋の試合だった。セットプレーで勝敗が決まったが、準備していたものが出せなかった」と厳しい表情だった。