川崎F　三笘、碧ロス…今季初の無得点　不敗24戦継続も4連勝でストップ

明治安田生命J1第24節   川崎F0―0柏 （ 2021年8月14日    三協F柏 ）

＜柏・川崎F＞試合終了間際、小林のシュートはミートせず（撮影・篠原岳夫）
Photo By スポニチ

　首位の川崎Fは敵地で柏と引き分け、連勝が4でストップした。序盤からペースを握り、後半16分には相手が退場者を出して数的優位な状況となった。だが最後までゴールを奪えず、今季初の無得点。開幕からの不敗記録は24戦に伸びたものの、鬼木監督は「1人少ない相手に対して、勝ちきることは必要だった」と悔しがった。

　海外移籍した東京五輪代表MF三笘、田中抜きの戦いとなる後半戦。この日は同代表MF旗手が先発復帰し、両軍最多のシュート5本を放った。24年パリ五輪世代の20歳FW宮城もポスト直撃のシュートを放つなど気を吐いたが、相手守備を打ち破れず。今後は三笘、田中の穴をどう埋めるのかも、連覇への鍵となりそうだ。