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麻也 スペインに惜敗も「最後はメダリストになりたい」 ロンドン五輪“雪辱”胸に3位決定戦へ切り替え

[ 2021年8月3日 23:18 ]

東京五輪第12日 サッカー男子準決勝   日本0―1スペイン ( 2021年8月3日    埼玉 )

<日本・スペイン>試合後、ピッチに座り込むDF吉田(左)=ロイター=

 東京五輪男子サッカーは3日に準決勝が行われ、U―24日本代表はU―24スペイン代表に延長戦の末0―1と敗れ、同種目史上初の決勝進出ならず。オーバーエイジ(OA)枠として3回目の五輪に出場している主将のDF吉田麻也(32=サンプドリア)は試合後、涙をこらえながら「最後はメダリストになりたい」とコメント。日本として53年ぶりのメダル獲得を目指す6日の3位決定戦(埼玉)U―24メキシコ代表戦に向け、気持ちを切り替えた。

 吉田は2回目の五輪出場となった12年のロンドン大会では4強入りを果たすも3位決定戦で敗れメダルを逃しており、準々決勝のニュージーランド戦後には「ロンドン五輪の時のような思いはもうしたくない」とコメントしていた。

 並々ならぬ思いで参加した3度目の五輪は全5試合にフル出場。主将としてチームをけん引しており、ロンドン五輪での“雪辱”を胸に準決勝でも奮闘するも延長戦で力尽き惜敗。試合後は涙をこらえながら「もう次勝つしかないですね」とひと言。

 メキシコとの3位決定戦へ向け「相手も延長戦を戦ってますし、もうここまで来たら気持ちの問題だと思う。あんまり精神面を話すのは好きじゃないですけど、ここからはメダルが獲りたいっていう気持ちが強い方が勝つと思うので、2日間いいリカバリーをして、最後はメダリストになりたいです」とメダル獲得にかける熱い思いを強調した。

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