×

五輪男子サッカー 日本3位決定戦は53年ぶり“再戦” ネットも注目「メキシコとの縁を感じる」

[ 2021年8月4日 00:01 ]

東京五輪第12日 サッカー男子準決勝   日本0―1スペイン ( 2021年8月3日    埼玉 )

延長戦の末、スペインに敗れ、ピッチに倒れ込む板倉(右)と健闘をたたえ合うスペインのDFミランダ(ロイター)

 東京五輪男子サッカーは3日に準決勝が行われ、U―24日本代表はU―24スペイン代表に延長戦の末0―1と敗れ、同種目史上初の決勝進出ならず。6日の3位決定戦(埼玉)でU―24メキシコ代表と対戦が決まり、ネット上では「歴史って、繰り返すんですね」「ちょっと縁を感じます」「今度は東京で戦うことになるとは」と日本が唯一メダルを獲得した1968年メキシコ五輪と同じ“再戦”に注目が集まった。

 メキシコ五輪で日本は準決勝でハンガリーに0―5と敗れ、3位決定戦で地元・メキシコと対戦。3位決定戦ではFW釜本の2得点により2―0で日本が勝利し、男子サッカー初のメダルを獲得した。

 53年の時を経て、今度は日本のホームでメキシコとの3位決定戦が実現。ネットでは「伝説ストライカー、釜本邦茂の活躍で男子サッカーが初の銅メダルを獲得したのは1968年のメキシコシティ五輪」「前回銅メダル獲った時がメキシコ五輪なんでちょっと縁を感じますね」「メキシコ五輪の3位ってメキシコに勝ったのか。しかも大観衆のどアウエーの中で。これはメキシコはリベンジのチャンスだよね」「メキシコ五輪の時は、勝利の瞬間、盛り上がるのではなく、全員疲れ果てて倒れ込んだというのが、余計に感動を呼びましたね」と様々な反応。

 メキシコとは12年ロンドン五輪準決勝でも対戦。当時はFW大津が先制ゴールを決めるも1―3で逆転負け。初の決勝進出を逃し、3位決定戦でも敗れてメダル獲得はならなかった。ネットでは「メダルの壁ってメキシコのことなんですね」「メキシコとの試練の一戦」「メキシコ戦を勝たずにメダル獲得できない運命」など“運命の再戦”実現に盛り上がりを見せた。

続きを表示

2021年8月3日のニュース