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松田直樹さんを忘れない 横浜がゆかりの特別ユニやTシャツの販売を発表 4日で逝去10年

[ 2021年8月3日 18:36 ]

在りし日の松田直樹さん
Photo By スポニチ

 横浜は3日、4日で逝去10年を迎える元日本代表DF松田直樹氏に関するオンライン会見を行い、今後のクラブの取り組み等について発表した。

 95年の横浜加入から16年間クラブ一筋でプレーした松田氏は、長きに渡り日の丸も背負った。戦力外で横浜を離れ、当時JFLの松本で新たなサッカー人生をスタートさせていた11年に、突如松田氏を襲った不運。練習中に急性心筋梗塞で倒れ、その2日後の8月4日、病院で亡くなった。

 これまでも松田氏への想いをつなぐ発信や取り組みをしてきた横浜は、松田氏の永久欠番となっている“背番号3”の1stユニホームとプレーヤーズTシャツの販売を新たに発表。これまでは松田氏の名前を利益につなげないため控えてきたグッズ販売だが、「松田直樹さんという偉大なサッカー選手がいたことを、クラブが続く限り伝え続ける」というクラブ使命の下、今回の決断に至った。

 横浜の波戸康広アンバサダーは「今、彼と会ってもサッカーのことを話すと思う。彼が大好きだったサッカーを伝えていきたい」と、松田氏の思いをこれからもつなげていく姿勢をコメント。栗原勇蔵クラブシップ・キャプテンは「あのような形で亡くなってしまいましたが、そのことによって明らかにAEDは普及しましたし、亡くなっても尚、世に影響を与えるすごい存在」と、いまだに松田氏が与える影響力の大きさついて話した。

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2021年8月3日のニュース