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森保監督 敗戦直後、次の戦いへ選手を鼓舞「ここで切ってしまったら次はない。もう1回反発力発揮を」

[ 2021年8月3日 22:52 ]

東京五輪第12日 サッカー男子準決勝   日本0―1スペイン ( 2021年8月3日    埼玉 )

<日本・スペイン>延長前半、選手に指示を出す森保監督(撮影・西尾 大助)
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 東京五輪男子サッカーは3日に準決勝が行われ、U―24日本代表は埼玉スタジアムでU―24スペイン代表と対戦。0―0のまま突入した延長後半10分に失点して0―1で敗れ、同種目史上初の決勝進出を逃した。1968年メキシコ五輪(銅メダル)以来、53年ぶりのメダル獲得を目指し、6日の3位決定戦(埼玉)でU―24メキシコ代表と対戦する。

 優勝候補筆頭のスペインを相手に死力を尽くした戦いを見せたが、延長後半に力尽きて決勝進出はならず。試合後、森保監督は「耐える時間は長かったですが、選手たちは粘り強く戦いながら攻撃のチャンスをうかがうということで、よく戦ってくれた」と選手たちを称賛。そして「残念ながら勝利することはできなかったが次に切り替えてまた準備していきたい」と前を向いた。

 3位決定戦では1次リーグで勝利したメキシコと再戦する。指揮官は試合後の円陣で選手に話したことを問われると、「ここで切ってしまったら次はない。次への準備、そんなに簡単ではないですけどメダルを獲るためにもう1回反発力を発揮していこうと話した」と明かし、今大会最後の戦いへと目を向けた。

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2021年8月3日のニュース