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U24・久保 決勝進出逃し悔しさ吐露「何もない。出すこと全部やって負けたんで、涙も出てこない」

[ 2021年8月3日 23:05 ]

東京五輪第12日 サッカー男子準決勝   日本0―1スペイン ( 2021年8月3日    埼玉 )

<日本・スペイン>延長後半、チームの失点にベンチで肩を落とす久保と堂安(右)(左は森保監督)(撮影・西尾 大助)
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 東京五輪男子サッカーは3日に準決勝が行われ、U―24日本代表は埼玉スタジアムでU―24スペイン代表と対戦。0―0のまま突入した延長後半10分に失点して0―1で敗れ、同種目史上初の決勝進出を逃した。1968年メキシコ五輪(銅メダル)以来、53年ぶりのメダル獲得を目指し、6日の3位決定戦(埼玉)でU―24メキシコ代表と対戦する。

 優勝候補筆頭のスペインを相手に死力を尽くした戦いを見せたが、延長後半に力尽きて決勝進出はならず。90分間奮闘し、延長戦を前にピッチを退いたMF久保健英(Rマドリード)は試合後、「もう何もないですね、出すこと全部やって負けたんで、涙も出てこないですし」と話した後、長い沈黙。そして「次ですね」と言葉を絞り出した。

 スペインの印象を問われると「うまかったし、強かったし、自分たちもしっかりプラン練って挑んだつもりでしたけどあと一歩及ばなかった」。強豪にあと一歩届かなかった悔しさを隠さず、120分の死闘を振り返っていた。

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