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久保が電光石火の先制弾!U24日本 メキシコ下し2連勝“ラフプレー”に耐え抜き決勝T進出王手

[ 2021年7月25日 21:52 ]

東京五輪男子サッカー・1次リーグA組   日本2―1メキシコ ( 2021年7月25日    埼玉スタジアム )

<東京五輪男子サッカー 日本・メキシコ>先制ゴールを決め雄たけびを上げる久保(AP)
Photo By AP

 男子サッカーのU―24日本代表は25日、東京五輪1次リーグA組第2戦でU―24メキシコ代表と対戦。MF久保建英(20=Rマドリード)が開始6分で今大会2戦連発となる先制ゴール。MF堂安律(23=PSV)も1得点1アシストの活躍で2―0の勝利に貢献。2連勝で同組単独首位に浮上し、決勝トーナメント進出へ王手をかけた。

 日本は1―0と勝利した22日の南アフリカ戦からスタメン1人を変更。MF三好が外れ、MF相馬が先発入り。南アフリカ戦ではメンバー外だったMF三笘はベンチ入り。DF冨安は引き続きベンチ外になった。

 すると開始6分に“電光石火”の先制点。MF久保が右サイドを駆け上がったMF堂安からのグラウンダーのクロスに、ペナルティーエリア中央で相手DFを競り合いながら蹴り込み2戦連続ゴール。

 幸先良くリードを奪うと同11分、MF相馬がペナルティーエリア内左からクロスを蹴るもボールは流れ味方と合わず。しかし、ここでVAR判定により主審がPKのジェスチャー。クロスを蹴った後の相馬の左足に相手選手の右足がぶつかっており日本がPKを獲得。このチャンスに堂安が度胸たっぷりど真ん中に蹴り込み追加点。2―0とリードを奪った。

 後半は特に“ラフプレー”の目立ってきた相手に押し込まれる展開が続くと、後半23分にはDFバスケスが堂安への激しいチャージで一発退場。数的有利な状況となりながら1点を返されるも、何とか逃げ切りに成功。相手の激しいプレスに苦しみながら価値ある勝ち点3を獲得した。

 同組唯一の2連勝を飾った日本は勝ち点6で首位浮上。同日の試合でフランスが南アフリカを4―3で下したため、決勝トーナメント進出の行方は第3戦までもつれることに。ただ1次リーグ第3戦(28日、横浜国際)では勝ち点3のフランスと引き分け以上、あるいは敗れても点差次第で自力での突破を決められる“優位な状況”となった。

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