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日本と同組U24フランス 劇的逆転劇で南ア撃破!FWジニャクがハット達成“1次L敗退危機”救った

[ 2021年7月25日 19:58 ]

東京五輪男子サッカー・1次リーグA組   フランス4―3南アフリカ ( 2021年7月25日    埼玉スタジアム )

<五輪男子サッカー フランス・南アフリカ>後半、ゴールを決めるフランスFWジニャク(撮影・西尾 大助)
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 東京五輪男子サッカーは25日、各地で1次リーグ第2戦が行われ、日本と同じA組のU―24フランス代表がU―24南アフリカ代表と対戦。常に先行を許す苦しい展開となるが、オーバーエイジ(OA)枠のFWジニャク(35=ティグレス)がハットトリックの大活躍。3度の同点ゴールを決めるなど4―3の逆転勝利に貢献。3失点と崩壊した守備陣を救い、チームの決勝トーナメント進出に望みをつなげた。

 “メダル有力候補”のフランスは後半8分、味方のミスから先制点を献上。DFラインの裏へのスルーパスをカットしようとしたDFミシェランが右方向へボールをトラップ。しかしうまくコントロール出来ず相手DFコディサンに奪われるとなぜかゴールは無人。GKもこのスルーパスに反応し飛び出してしまったため、あっさり先制ゴールを決められた。

 嫌な形で先制を許すもエースが奮起。直後の後半12分、左サイドからのグラウンダーのクロスに左足を合わせ2戦連発となる同点弾。同27分に再びリードを許すと、今度は右サイドからのクロスに頭で合わせ同点ゴール。直後にまたも失点し追いかける展開となるも同41分にチームがPKを獲得。このチャンスに右足シュートでネットを揺らすと三度(みたび)同点。

 後半アディショナルタイムにはMFサバニエが劇的な決勝ゴール。逆転で今大会初勝利を飾り、勝ち点3を獲得。2連敗なら1次リーグ敗退危機もあった一戦で35歳のエースFWがチームの“救世主”となった。なおフランスは同第3戦(28日、横浜国際)ではU―24日本代表と対戦する。

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2021年7月25日のニュース