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名古屋は3発快勝で1次リーグ突破王手、第2子誕生のFW柿谷が豪快弾

[ 2021年7月2日 01:01 ]

ACL1次リーグ G組   名古屋3―0ラチャブリ ( 2021年7月1日    バンコク )

ラチャブリ戦の前半、競り合う名古屋・前田
Photo By 共同

 名古屋が決勝トーナメント進出に王手を掛けた。後半5分にMFマテウスが胸トラップから芸術的な左ボレーを決めて先制。後半28分には東京五輪代表MF相馬の左クロスをFW山崎がつなぎ、6月28日に第2子となる女児が誕生した元日本代表FW柿谷が右足を振り抜いて追加点を決めた。トドメは山崎の2戦連発となる1発。G大阪(09年)、鹿島(10年)に続く日本勢3クラブ目となる開幕4連勝スタートを果たした。

 「守備を固められて、前半はキツい戦いだった。チーム全体で勝ち点3を得られて良かった」

 終わってみれば快勝スコアも、マテウスが安どしたように中2日でのリターンマッチは苦戦した。前半だけで3得点を奪って4―0と圧勝した“初戦”と違い、前半5分のMF前田のチャンスメークや同29分の柿谷の決定機をモノにできなかった。逆に前半37、38分には連続でシュートを放たれるなど押し込まれる時間帯もあった。後半20分には決定的なピンチも招き、激しいスコールにも見舞われた。だが4試合連続スタメンとなったGKランゲラックや日本代表DF中谷らを中心に集中を切らさず、4試合連続無失点。守備の安定が良い流れを呼び込んだ。

 次戦JDT戦(マレーシア)で勝利し、浦項(韓国)がラチャブリと引き分け以下になれば1位が決定。仮に引き分けても、浦項が敗れれば勝ち抜けが決まる。

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2021年7月1日のニュース