柏・ハウル　湘南戦で2発、さらなる活躍期待に「もっと高いレベルでやっていきたい」

湘南に逆転勝ちし、喜ぶペドロハウル（左から2人目）ら柏イレブン
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　J1柏のブラジル人FWペドロ・ハウル（24）が1日、練習後にオンラインで取材対応。9戦ぶりの勝利となった前節湘南戦（4―2）について「（失点後も）自分たちの姿勢を変えずに、後半は特にメンタリティーを持って戦うことができた」と手応えを口にした。

　コロナ禍で合流が遅れた上に、5月に肩を負傷。それでも復帰戦となった6月27日のアウェー湘南戦でリーグ初先発を飾ると、いきなり2ゴールと躍動した。リハビリ期間にコンディションを上げたことで「最初（加入当初）より良い状態で試合に臨めた」。「けがそのものは100％治ったわけではない」としつつも「一戦一戦自分のパフォーマンスに関しては自信を持って、もっと高いレベルでやっていきたい」と意気込んだ。

　チームは4月24日徳島戦（5―1）以来となる複数得点で、2カ月ぶりの勝ち点3を手にした。8戦未勝利の間に奪った得点はわずか3だっただけに、復帰した“新ストライカー”にかかる期待は大きい。「選手として進化できるのは、トレーニングや本番での積み重ねによる。もっとフィットしていかないと」とさらなる成長を見据えた。