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J2京都のチョウ貴裁監督 長崎の「盟友」指揮官との対戦心待ち「チャレンジャーとしてやる」

[ 2021年7月1日 16:50 ]

京都のチョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 J2京都のチョウ貴裁(キジェ)監督が、盟友・松田浩監督との再戦を心待ちにした。3日にホームで長崎戦。シーズン前半戦ラストの一戦を前に「監督交代後1試合しか負けていない手強い相手にどれだけできるか。チャレンジャーとしてやらないといけない」と気合を入れた。

 今季途中就任した敵将・松田監督とは96年に神戸(当時JFL)でプレー。翌97年には現役を引退してコーチに就任した松田監督の指導を受け「指導者としてのベースになった」という。現在の長崎の印象については「相手がボールを持っている時、自分が持っている時、何かあった時に立ち返る場所がある。堅い守備、攻撃の迫力につながっている」と警戒心を口にした。

 ともに指導者に転身した後はチョウ貴裁監督が湘南、松田監督が栃木にいた12年シーズンのみ対戦。通算1勝1分けで勝ち越している。だが常に「その一瞬、その日1日をどう充実させてきたか。積み重ねが大事」というチョウ貴裁監督にとっては過去の成績は関係ない。

 「これから中盤戦、夏から秋にかけて1試合の重みは増していく」。目前の1戦に集中し、全力で今季掲げるチームスローガン『HUNT3』(H:ハイインテンシティ、U:究極に勝負にこだわる姿勢、N:新しいチャレンジ、T:タフに戦う、3:勝ち点3)を体現する。

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2021年7月1日のニュース