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W杯最終予選で同組に入ったオーストラリア 地元メディアが日本を警戒

[ 2021年7月1日 22:07 ]

W杯最終予選でオーストラリアと同組に入った日本代表の森保監督
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 22年W杯カタール大会アジア最終予選の組み合わせ抽選が1日に行われ、FIFAランキング28位の日本は同41位のオーストラリア、同65位・サウジアラビア、同77位・中国、同80位・オマーン、同92位・ベトナムと同じB組に入った。

 オーストラリアが一番の難敵となりそうだが、過去2大会の最終予選で日本が1勝3分け。いずれも直接対決で日本がW杯出場を決めたとあって、地元放送局ナイン・ネットワークは「日本と対戦する難しい組み合わせ」と報じた。

 ABCニュースは06年W杯ドイツ大会1次リーグでオーストラリアが3―1で日本を破った一方、最後の勝利は10年W杯予選が最後と指摘。その後の7試合は日本の4勝3分けというデータを伝えた。

 もっともオーストラリアのグラハム・アーノルド監督はチームの成長に手応え。「2次予選の全8試合に勝って選手は信念と自信を得た」と力を込める。

 8戦全勝で2次予選を通過したのは日本と2チームだけだが、オーストラリアはコロナ下での変則開催でホーム戦が1試合だけという厳しい状況で連勝を続けた。粘り強さを身に付けたチームの一体感は高まり「どこでプレーしても勝利を狙える」と強調。最終予選突破を誓った。

 最終予選の組分けは以下の通り(カッコ内はFIFAランキング)
A組 イラン(31位)、韓国(39位)、UAE(73位)、イラク(68位)、シリア(79位)、レバノン(93位)
B組 日本(28位)、オーストラリア(41位)、サウジアラビア(65位)、中国(77位)、オマーン(80位)、ベトナム(92位)

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2021年7月1日のニュース