C大阪　2分間で一気に逆転　タガート＆チアゴ弾でACL2連勝

　C大阪がACL1次リーグ第2戦・傑志戦（香港）に臨み、2―1の逆転勝利で2連勝を飾った。

　タイで集中開催されている中、初戦の広州戦から中2日の過密日程。先発メンバーは1人の変更のみにとどまり、MF中島が初先発となった。序盤から押し込む展開が続いていたが、前半38分に元モンテネグロ代表FWダミヤノビッチにカウンターから先制点を奪われる。

　ボールを支配しながら攻めあぐねていたものの、後半24分に日本代表MF坂元が右サイドを突破。クロスのこぼれ球を豪州代表FWタガートが押し込み同点に追いつく。その2分後には、DFチアゴがミドルシュートを決めて逆転に成功した。

　このリードのままタイムアップを迎え、グループで唯一の2連勝とし単独首位に立った。ただ、移籍後初ゴールを決めたタガートが後半28分に負傷交代。内転筋あたりを気にする素振りを見せていただけに、今後への不安を残した。