浦和MF小泉佳穂　強烈左足ミドルでJ1初ゴール！「ようやく1歩目、ホッとしています」

明治安田生命J1リーグ   浦和２―０福岡 （ 2021年6月27日    埼玉 ）

＜浦和・福岡＞前半、浦和・小泉はゴールを決めユンカーと喜ぶ（撮影・西海健太郎）
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　待望の初ゴールは強烈な左足ミドル弾だった。浦和は27日、ホームの福岡戦に2―0と快勝。先制弾を決めたのは前半11分、MF小泉佳穂（24）だ。DF西からの横パスを受けるとゴール中央へ、切り込む。相手選手のスライディングをかわすとペナルティーエリア外から左足一閃。糸を引く一撃がゴールに突き刺さった。

　「西選手からいいパスを受けていいターンが出来て練習でやってる通りのいい形で気持ち良く打てたかなと思います」。試合後の小泉に笑顔が浮かぶ。加入後、ゲームメーカーとして確固たる地位を築いてきた小泉もリーグ戦では移籍後初ゴール。「長くかかりましたが、ようやく1歩目ということでホッととしています」。

　得点だけでなく、この日も攻守にフル回転した小泉。もちろん、司令塔として目指すべき理想は高く、満足感はない。「点が取れたこと、勝てたことは良かったですが、福岡の前選手に潰されるシーンも多々あった。トップ下として、このチームを流動的に回す役割としてはもう1歩、課題が出たと思います。もっと得点、アシストを積み重ね、チームを勝たせていきたいです」と話した。

　試合は後半31分、DF明本が汰木のCKにヘッドを合わせ、追加点。同38分にはFWユンカーがPKを失敗するシーンもあったが、危なげなく2―0で快勝した。