J2長崎　連勝5でストップ、松田監督「残念。相手が力が上だった」

明治安田生命J2第20節   長崎0―1磐田 （ 2021年6月26日    トラスタ ）

＜長崎・磐田＞試合終了で倒れ込む両チームの選手たち
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　無失点で5連勝中の長崎と同じく、無失点で6連勝中の磐田。試合前順位は長崎が5位、磐田が2位。ホームに7347人を集めた絶好調同士による上位直接対決で長崎が敗れた。

　今季途中から指揮を執って8戦目で、就任後初の黒星を喫した松田監督は「残念。相手のほうが力が上だった。ここから学んでチーム力を増したい」と前を向いた。

　チャンスは何度もつくった。最大の決定機は後半24分、左コーナーキック。毎熊のクロスにカイオ・セザールがフリーでヘディングシュートを放つもライン際でクリアされた。逆に直後の同28分、カウンターから先制を許し、この1点が決勝点となった。

　守備の要として存在感を増すDF江川は「ゴール前まで運ぶシーンはあったが決めきる力がなかった。そこが相手のほうが上だった」と振り返った。一方で「やれるところもたくさんあった」と手応えも口にした。連勝は止まり6位に後退したが、次戦も首位・京都との上位対決が待つ。江川は「ここで1回負けたので、気持ちを切り替えて勝とうと思う」。J1昇格へ、上位に食らいついていく。