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C大阪 強化費&運営費補填へクラウドファンディング実施 目標額は5000万円

[ 2021年6月11日 18:56 ]

C大阪が新たに実施するクラウドファンディング(C)CEREZO OSAKA
Photo By 提供写真

 C大阪は11日、コロナ禍による苦しい状況を乗り越えるため、新たに「#よぉーし行こう」というクラウドファンディングを実施することを発表した。

 クラブは昨季、新型コロナウイルス感染症による大打撃を受けて約8億円の赤字を計上。今季も3度目の緊急事態宣言も発令され、5月2日の大阪ダービーは無観客試合となるなど、苦しい経営状況に陥っている。

 これまでに実施してきた「なんかせなあかん!プロジェクト」の際には、ファンやサポーターからクラブに対して多くの激励メッセージが届いたという。その中で、新たにクラウドファンディングを企画。チーム強化費およびクラブ運営費補填(ほてん)を目的に、支援のお願いに至った。

 6月18日から開始し、目標金額は5000万円。資金使途は「チーム強化費およびクラブ運営費」としている。5万円や8万円、10万円のコースがあり、10万円コースでは元日本代表の森島寛晃社長とWEB対談ができる。

 クラブを通じて、森島寛晃社長は以下のようにコメントした。

 「私たちは、J1リーグでの試合を通じて、多くの方に夢や希望、そして元気をお届けできるよう、日々戦っています。昨年からのコロナ禍の中でも、なんとか試合を開催し、精一杯のプレーをお見せできるようJリーグ全体で取り組んできました。しかし、新型コロナウィルスが思うように収まらず、開幕からの入場者数の制限、また5月の試合は無観客での開催となり、例年、最もたくさんのお客様に来場いただける“大阪ダービー”も無観客試合となってしまいました。これらによって、クラブは経営面で大きな打撃を受け、昨シーズンに続き、深刻な事態を招いています。これまでは皆様のご支援をいただきながら、経営努力によってなんとか凌いでまいりましたが、いよいよ厳しい局面を迎え、新たなアクションが必要となりました。そこでこの度、セレッソ大阪ではクラウドファンディングを実施させていただきます。ご存じの通り、クラウドファンディングは広く皆様から寄付を募り、そのお礼として商品、サービス、体験機会を提供させていただくというものです。セレッソ大阪としましても、より楽しい、レアな、価値あるコンテンツをご用意いたしますので、ぜひご参加ください。皆様のご協力をお待ちしております」

 クラブのホームページなどに詳細が明記されており、16日に特設ページが公開される。

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2021年6月11日のニュース