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なでしこDF熊谷 ウクライナ戦へ意欲「チームとして次につながるチャレンジを」

[ 2021年6月9日 13:42 ]

熊谷紗希
Photo By スポニチ

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の主将DF熊谷紗希(30=Bミュンヘン)が9日、あす10日の国際親善試合ウクライナ代表戦(広島・エディオンスタジアム)に向けてオンラインで取材対応した。昨年3月のシービリーブス杯(米国)以来、約1年3カ月ぶりの実戦を前に「チームとして活動できる時間はすごく限られている。チームとして次につながるチャレンジを、どんどんやっていけたら」と意気込んだ。

 コロナ禍で約1年ぶりの国際マッチとなった4月の親善試合2試合は、クラブ事情で参加することができなかった。代表活動も昨秋の国内合宿以来とあり、熊谷は「(不在の期間で)チームとしての積み上げをいち早くつかんで、チームの中に入って行かないといけないところもある」。その上で「チームの中での自分の役割を再確認という意味と、ゲームのコントールはどの時間でも必要になる」と、チェックポイントを挙げた。

 東京五輪初戦となるカナダ戦、第2戦の英国戦は札幌ドームで開催される。札幌市出身の熊谷にとっては、地元での試合に「代表に入って初めて札幌でできるので。すごく個人としてはうれしいこと。すべての試合に気持ちは入っているが、より気持ちの入る試合になるかなと思っています」。残り3試合となる国際マッチで完成度を高め、夏の大舞台への弾みをつける。

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2021年6月9日のニュース