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浦和がユンカー弾で天皇杯2回戦突破 決勝アシストの大久保「キャスパーのおかげです!」

[ 2021年6月9日 22:16 ]

天皇杯2回戦   浦和1―0富山 ( 2021年6月9日    浦和駒場スタジアム )

<浦和・富山>後半、浦和・ユンカーはゴールを決める(撮影・西尾 大助)
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 浦和は天皇杯2回戦でJ3首位を走る富山を1―0で撃破した。これが一発勝負の難しさか、格下相手に序盤からチャンスは作るも中々、ゴールを割れない展開が続く。試合を決めたのはやっぱりFWユンカーだ。後半35分、左サイドをドリブルで駆け上がったMF大久保からパスを受ける。左足での絶妙なトラップから左足一閃(せん)、浮いた球をうまく叩き、ゴールネットを揺らした。これで公式戦8戦7発、一発勝負のトーナメントでも圧巻の決定力を見せつけた。

 左MFで先発した大久保は4月21日のルヴァン杯・横浜FC戦以来の公式戦出場で見事、期待に応える決勝アシスト。試合後は「キャスパーのおかげです、感謝したい」と笑顔を見せた。アシストに繋がったドリブルが最大の持ち味。その流儀は「相手の矢印に対して逆に行くこと、ボールさえ抜ければ体は勝手についていく」と言う。「4、5月と中々、メンバーにも入れませんでしたが、ブレずに練習をやり続けたからこそチャンスを頂けたと思う。結果を意識してやりました」と振り返った。

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