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ブスケツのコロナ陽性でU21スペイン代表メンバーが国際Aマッチ大量デビュー

[ 2021年6月9日 21:04 ]

国際親善試合   スペイン4―0リトアニア ( 2021年6月8日    スペイン・レガネス )

ゴールを決めたFWプアド(AP)
Photo By AP

 スペインが記録ずくめの一戦を快勝で飾った。ブスケツ主将(バルセロナ)が新型コロナウイルス検査で陽性と判定されて隔離措置を受けているA代表に代わり、3日にU―21欧州選手権準決勝で敗れたばかりのU―21代表が国際Aマッチに出場。招集メンバー20人でA代表出場歴があるのはFWブライアン・ヒル(エイバル)ただ1人というフレッシュな布陣で臨んだ。

 スタメンには必然的に初出場選手が並び、先発10人が同時に代表デビューするのが80年ぶりなら、交代を含めた16人の代表デビューと初出場4選手の得点はいずれも史上初。先発の平均年齢22歳102日は同国史上最年少となった。

 途中出場で4点目を決めたFWプアド(エスパニョール)は「素晴らしい夜になった。今回みたいな特殊な状況でも選手は代表に招集されたいもの。ゴールはいつでもうれしいよ」と満足げに振り返った。

 A代表では試合後にDFジョレンテ(リーズ)のコロナ陽性も判明。今後も感染拡大の可能性があり、既に追加招集されていた5人に加え、この日のU―21代表メンバーから11人がA代表本隊と別に合宿をスタートさせた。負傷や病気によるメンバー変更が可能な14日のスウェーデンとの1次リーグ初戦までチーム編成の見通しが立たない異例の状況となっている。

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2021年6月9日のニュース