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大宮・佐野社長が岩瀬監督と本部長の解任を説明 後任監督は「可能性ある人はすべて候補」

[ 2021年5月27日 18:11 ]

佐々木則夫
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 J2大宮の佐野秀彦社長が27日、オンライン会見に臨んだ。チームは成績低迷を受けて25日に岩瀬健監督と西脇徹也フットボール本部長を解任。佐野社長がフットボール本部長・強化部長を兼任し、トータルアドバイザーの佐々木則夫氏が暫定的にトップチームの指揮を執ることになっている。

 佐野社長は会見の冒頭に「15節終了時点で20位という状況を踏まえ、フットボール本部長と監督の契約解除という決断した」と説明。さらに「大宮アルディージャのフットボールの礎を築いてこられた佐々木が適任であるということを考え、次の試合から指揮を執ってもらうことになった」と話した。

 後任人事は「スケジュールや具体的な人選を進めるステータスに入っている」と明かし、後任候補として名前の挙がる12年ロンドン五輪日本代表監督の関塚隆氏について「正直申し上げて、今時点では可能性のある人はすべて候補だと思うぐらいのレベルだと思っている」と強調。そのうえで「いろいろと選択肢を考える中で、土俵に立っていただくことができるのかというようなアプローチを実際に始めていることもあると思う。肯定も否定もできないが、今時点では候補の1人というステータスにあるとは思っている」と話すにとどめた。

 また、自身の責任のあり方も言及。「今時点で勝てなかったからということは想像したくないが、いろんな打ち手を考える中では、折り返し地点での成績がどうなっているかといったものはいろいろ考えながらやっていきたい」とし、低迷が続けば自身の進退も考えるという覚悟でフットボール本部長・強化部長を兼任すると言葉に力を込めた。

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2021年5月27日のニュース