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吉田麻也 覚悟持って臨む五輪 森保監督に伝えた「満足いかなかったりしたら…変えてもらって問題ない」

[ 2021年5月27日 13:50 ]

吉田麻也(2019年10月撮影)
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 日本代表DF吉田麻也(32=サンプドリア)が、W杯2次予選ミャンマー戦(フクアリ)を翌日に控えた27日にオンライン対応。オーバーエージ(OA)枠で出場が“内定”した東京五輪へ、相当な覚悟を持って臨むことを明かした。

 吉田にとっては12年ロンドン五輪に続いて2度目のOA枠での選出。当時は23歳で「(世代の選手と)年の差が離れていなかったので、難なくチームに入ることができた」といい、一方で32歳での出場となる今回は「年齢も大きく離れているし、前回よりも期待値はさらに大きくなっていると思う」と、違いを肌で感じているようだ。

 だからこそ、相当な覚悟を持って臨む構え。メンバー選出後には、森保監督に直談判。この日「6月の合宿で監督が“やっぱり違うな”、“このオーバーエイジじゃないな”と思ったり、満足いくパフォーマンスを出せなかったりしたら変えてもらって問題ないです」と伝えたことを明かした。その上で「僕ら3人(酒井宏樹、遠藤航)は、そういう緊張感の中でプレーしないといけないなと思っています」と、強い責任感と意気込みを示した。

 ロンドン五輪では3位決定戦で韓国に敗れ、あと一歩のところでメダルを逃した。「自分のキャリアの中で、悔しい試合はいくつもある。(韓国戦は)その中でとくに悔しさの残る1つだったことは間違いない」と吉田。「あと一歩のところでメダルを逃してしまったという、引っかかりが自分の中にはあった。今回またチャレンジさせていただくきっかけになったことは間違いない。やり残したことがあるなという思いはあった」。リベンジへ、覚悟は決まった。

 史上最多の3度目の五輪出場へ。屈強センターバックは「オリンピアンとメダリストの違いはかなりあると思う。3回も出るのに、一回もメダルとってないとなると、情けないなと思うので、ぜひ獲りたいと思います」と、強い決意を口にした。

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2021年5月27日のニュース