柏FW呉屋2発で今季初勝利導いた！オルンガの穴埋める活躍にネルシーニョ監督も絶賛

明治安田生命J1第2節第1日   柏2―1湘南 （ 2021年3月6日    三協フロンティアスタジアム柏 ）

＜柏・湘南＞前半、ヘディングで先制ゴールを決める柏・呉屋（右）
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　柏がFW呉屋大翔（27）の2発で今季初勝利を挙げた。前半14分にMF高橋峻希（30）が右からあげたクロスをヘディングでゴール。同点に追いつかれた後半21分にも右からのクロスをMF椎橋慧也（23）が頭で流し、呉屋が決めた。

　「チームとしても（ルヴァン杯を含めて）2試合勝てていなかったし、点も取れていなかった。きょうは絶対に取ってやると思っていた」と、呉屋は振り返る。

　試合前にはJ通算100試合出場の表彰が行われ、3歳の長男と1歳の長女から花束をもらって笑顔を見せた。「家族に支えられている。少しでもお返しができた」とうれしそう。

　今季はオルンガが抜けたが、見事に穴を埋めており、ネルシーニョ監督（70）も「昨年も出場時間は少なかったが、その中でも出た試合はいい働きをしていたし、大事な得点も取っていた。今年はこれまでとは違う取り組みをして、新たな役割として1トップで決定的な仕事をしている。重要な選手と考えている」と絶賛した。