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C大阪DF西尾隆矢が堂々J1デビュー かつて野球選手志した19歳が完封貢献

[ 2021年2月28日 06:58 ]

明治安田生命J1第1節   C大阪2ー0柏 ( 2021年2月27日    ヤンマー )

<C大阪・柏>前半、競り合う柏・クリスティアーノ(左)とC大阪・西尾(撮影・後藤 大輝)
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 C大阪のプロ2年目DF西尾隆矢(19)が堂々のJ1デビューを飾った。

 育成組織の1学年上の先輩であるDF瀬古とのセンターバックでJ1初出場初先発。序盤はやや緊張が見られたが、前半途中からリズムをつかみ、柏FWクリスティアーノらにもしっかりと体を寄せて対人の強さを発揮する。19歳とは思えない落ち着いたプレーで完封勝利を呼び込んだ。

 元巨人の桑田真澄氏らを輩出した大阪・八尾市出身。かつては野球選手になりたかったものの、C大阪のアカデミーで育ち、昨季はU―23の一員としてJ3で経験を積んだ。この日の活躍に、レヴィー・クルピ監督は「J1のデビュー戦であるにも関わらず、本当に良いプレーをしてくれた」と称えた。

 新規入国制限によりチアゴが来日できておらず、鳥海が負傷離脱。進藤がケガで出遅れ、そしてダンクレーを緊急補強するなど、C大阪にとって大きな不安要素だったセンターバック。苦境の中で出場機会をつかんだ19歳が、開幕戦で大仕事をやってのけた。

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2021年2月28日のニュース