浦和・阿部 J1最多23季目出場へ、開幕先発有力「難しい時期こそ自分の出番」

[ 2021年2月24日 05:30 ]

明治安田生命J1第1節   浦和ーFC東京 ( 2021年2月27日    埼玉 )

J1歴代最多23季目出場へ練習で汗を流す浦和MF阿部(右は杉本)
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 浦和の元日本代表MF阿部勇樹(39)が開幕のFC東京戦(27日、埼玉)で新たな金字塔を打ち立てる。今季、4年ぶりに主将も務める阿部は開幕戦もボランチでの出場が期待される。ピッチに立てばJ1出場通算23季目となり、GK楢崎正剛(名古屋など)、MF遠藤保仁(現J2磐田)らの22季を超え、歴代最多の大記録となる。

 世代交代が進む浦和にあっても阿部の存在は不可欠だ。主将に任命したロドリゲス監督は「人間性も見て決めた。理想的な主将」と絶大な信頼を置く。攻撃的な新スタイルに取り組む上で戦術理解に優れ、確かな技術で攻守に抜群の安定感をもたらす存在。昨季は下腿痛の影響で出場3戦に終わったが、新生レッズのキーマンとして中盤に君臨する。

 浦和で通算14季目、9月にフィールド選手ではクラブ初の40歳選手になる。07、17年とACL制覇も2度経験し、まさに“赤い血”が流れている。同年代にはスパイクを脱ぐ選手も増えたが、阿部は「今まで長く応援してもらったことに対してまだ返せていない。自分が辞めるときは、ある程度返せたかなと思ったとき」と話す。

 J1初出場は98年8月5日、市原(現J2千葉)時代のG大阪戦で16歳333日は当時のJ1最年少出場記録だった。あれから23年、浦和の黄金期も低迷期も知る。開幕直前にFWレオナルドが中国移籍、MF柏木陽介も再三の規律違反でチームを去る事態に。だが阿部は「難しい時期に直面している時こそ自分の出番」と話す。頼れる男がJリーグ史に新たな一ページをしるす。

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