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鹿島・上田 “権田先輩”に成長のゴールみせる!

[ 2021年2月24日 14:18 ]

鹿島・上田
Photo By スポニチ

 東京五輪世代でJ1鹿島のFW上田綺世(22)が、“権田先輩”に成長のゴールをみせる。24日、開幕・清水戦(27日、カシマスタジアム)を前に、Jリーグによるオンライン記者会見に参加。ともに出席した日本代表GK権田修一(31)を前に「当時、何もできなかったので権田さんにシュートを打てればいいなと思います」と力を込めた。

 上田が振り返る“当時”とは、2018年の12月末。アジアカップが翌年に控える代表国内合宿に、サポートメンバーとして参加した。シュート練習では権田とも対峙(たいじ)し、上田は「すごく大きく感じた。シュートストップ、ビルドアップもクオリティーの高さを感じさせられた」と、プロのレベルを肌で感じる貴重な経験となった。

 あれから2年。昨季は自身最多の10ゴールを挙げ、プロ3年目で初の開幕スタメンが濃厚だ。代表の先輩である権田に「五輪イヤーで気合いも入っていると思うし、気をつけないと。個人的には(合宿で)一緒にやっているので、うちの試合以外で頑張って欲しい」と冗談交じりに言われたが、上田は「代表合宿を経験して鹿島に入ることができた。その成果を3年越しに出せたら」と、ゴールを見据えていた。

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2021年2月24日のニュース