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「ロールモデルコーチ」内田篤人氏、U―19日本代表候補合宿で指導者デビュー 選手とともに汗

[ 2020年9月14日 14:36 ]

<U-19日本代表練習>現役と変わらないプレーを見せる内田氏(撮影・篠原岳夫)
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 先月に現役を引退した元日本代表DF内田篤人氏(32)が、第2のサッカー人生のスタートを切った。14日、JFA夢フィールド(千葉)で行われたU―19日本代表候補合宿に、日本協会が新設した「ロールモデルコーチ」として参加。初日からピッチで選手とともに汗を流すなど、積極的なコミュニケーションで指導者デビューを果たした。

 「指導者・内田」が始動した。日本代表の黒いジャージ上下に身を包んで登場。ボール回しでは10歳以上離れた選手たちと交じり、華麗なワンタッチパスも披露した。練習後、報道陣から「まだまだ動けるね」と問われた内田コーチは「そりゃあ、まあ」と笑顔で返し、午前の練習を後にした。

 若年層の強化や普及活動に携わり、欧州CLやW杯など世界の舞台で培った経験を還元するロールモデルコーチ。反町康治技術委員長は「グランドレベルで一番選手に近い存在でアドバイスなり、自分が一緒に少しでもプレーすることによりメッセージを送ってもらいたい」と期待する役職であり、来年のU―20W杯出場を目指すチームに活力を与える。

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