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開幕戦でスペイン1部初の日本人対決実現!岡崎はフル出場で先制点絡む 久保は途中出場で“見せ場”作った

[ 2020年9月14日 05:31 ]

スペイン1部   ウエスカ1―1ビリャレアル ( 2020年9月13日 )

ウエスカのFW岡崎
Photo By スポニチ

 スペイン1部リーグ開幕節でウエスカFW岡崎慎司(34)とビリャレアルMF久保建英(19)の日本人対決が初めて実現。岡崎は先発フル出場で先制ゴールの起点となるなど活躍。久保は後半32分から途中出場し終了間際に“見せ場”を作るも得点には絡めず。試合は1―1の引き分けで“仲良く”勝ち点1を分け合った。

 岡崎は前半35分、セットプレーのチャンスから得意のヘッドで狙うもボールは惜しくも枠の外。先制ゴールとはならなかったが前半42分、中盤まで降りてきてボールを引き出すと反転しながら相手マーク2人を振り切り左サイドのMFファン・カルロスへパス。ここから華麗なダイレクトパスが生まれ、FWファンミルが空けた右サイドのフリースペースに走り込んだ右SBのDFパブロ・マフェオに繋がると、一気にペナルティーエリア内に進入。パブロ・マフェオはキックフェイントで慌てて戻って来たDFを交わすと、左足を一閃。上手くコントロールされたシュートがゴールネットを揺らした。

 1―0で後半へ折り返すと同9分、岡崎は左サイドからのクロスに飛び込みダイビングヘッド。だがこれも枠をとらえられず。すると同23分、セットプレーからのクロスボールがパブロ・マフェオの左腕に当たってしまいPK判定。これをFWジェラール・モレノに決められた。

 1―1の同点となるとビリャレアルは後半32分に久保を投入。開幕戦で岡崎との日本人対決が実現。久保はFWパコ・アルカセルとの交代となり4―2―3―1のトップ下に入った。

 岡崎は後半途中から防戦一方の展開となったため、前線で孤立。それでも最後までピッチを走り回って勝ち点1獲得に貢献。久保はアディショナルタイムに左サイドからシュート性のクロスを蹴り好機を作ったが、味方のシュートは相手GKに防がれゴールならず。1―1の引き分けに終わった。

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2020年9月14日のニュース