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J2北九州 福森プロ初ゴール!先制すれば10戦全勝“神話”継続で堅首

[ 2020年9月14日 05:30 ]

明治安田生命J2第19節   北九州2―1新潟 ( 2020年9月13日    ミクスタ )

<北九州・新潟>先制点を奪った福森(背番号3)はチームメートに祝福される
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 手拍子での応援が解禁されたミクスタで最初に万来の拍手を受けたのは、J2北九州DF福森だった。前半11分。敵陣の左中間付近でFKを獲得すると右足で振り抜き、ネットを揺らした。プロ初ゴール。自陣のベンチ付近まで全速力で走り、喜びを爆発させチームメートから祝福を受けた。

 「距離、位置から自信があったので蹴らしてほしいと言った。凄いうれしい」

 試合前まで先制すれば9戦全勝と負け知らずの吉兆データが後押しするように、このゴールで選手の動きが加速する。後半4分には8月のJリーグ月間MVPを獲得したディサロのふんわりしたクロスに、DF野口が頭で合わせた。こちらもプロ初得点。「しっかりゴール前に詰められて良かった」と胸を張った。その後は1点を返され新潟に何度も決定機をつくられたが、GK永井が再三、好セーブ。最後は5バック気味にして、守り切った。小林伸二監督は「DFの頑張り、永井の頑張りが凄く大きい」と評価した。

 前節、アウェーで愛媛に勝ち、クラブ史上初となるJ2の首位に浮上して迎えた一戦で大きな勝利。2位長崎との勝ち点差も3に広がった。先制すれば10戦全勝という不敗神話も継続させた。指揮官は「守ることなくチャレンジしていきたい」と気を引き締めていた。

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2020年9月14日のニュース