FC東京・波多野 初陣で完封!J1日本人最長身1メートル98東京五輪世代GK 森保監督も“熱視線”

[ 2020年8月10日 05:30 ]

明治安田生命J1第9節   FC東京0―0C大阪 ( 2020年8月9日    ヤンマー )

<C大阪・FC東京>試合を終え、C大阪・金鎮鉉(左)に挨拶するFC東京・波多野(中央)(撮影・後藤 大輝)
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 明治安田生命J1リーグは各地で2試合が行われ、FC東京はアウェーでC大阪と0―0で引き分けた。J1デビュー戦となった五輪世代のGK波多野豪(22)は前半11分にビッグセーブを披露するなど、4試合ぶりの無失点に貢献。J1で出場した日本人としては史上最長身となる1メートル98の大男が、長谷川健太監督(54)の抜てきに応えた。

 “金髪の秘密兵器”が吠えた。前半11分、波多野は至近距離のシュートに反応。しっかりと体に当ててピンチをしのぐと存在を誇示するかのように雄叫びを上げ、ゴールポストをパーンと叩いた。

 「ビッグセーブといわれるとそうでもないと思いますけど、そこからいい意味で調子に乗った。いい入りができたと思います」

 18年8月から58試合連続フル出場中の守護神GK林に代わっての待ちに待ったJ1デビュー戦。コロナ禍でリーグ戦が中断した過密日程の中、鹿島の沖や仙台の小畑ら若手GKの出場が増加。「自分も毎日の練習で必死にアピールしたし、チャンスがきたらやってやると思っていた」と先発を狙っていた。

 後半も3分、8分と立て続けに枠内に飛んできたシュートをキャッチ。A代表と東京五輪代表を兼任する森保監督が熱い視線を送る前で、初の大舞台とは思えないような安定したプレーを見せた。

 「FC東京の選手として東京五輪のピッチに立つのが一つの目標。偉大な先輩との立ち位置をひっくり返せれば、A代表だって夢じゃないと思っている」。今季を勝負の年と定めた。例年より早めに自主トレを開始し、1月の沖縄キャンプに突入。昨季J1ベストイレブンの林から定位置を奪う覚悟だった。

 チームは7月18日の浦和戦以来、4試合ぶりの無失点で勝ち点1。「緊張していたけどゼロに抑えられて良かった」。今季を3番手GKとしてスタートさせた男は、体だけではない堂々とした立ち居振る舞いで大きな一歩を踏み出した。

 ≪来季札幌に2メートルGK内定≫1メートル98のFC東京GK波多野がJ1初出場。日本人ではGKシュミット・ダニエル(仙台)らの1メートル97を上回り、最長身J1出場となった。外国人の最長身はFWシモビッチ(名古屋)の1メートル99。なお、札幌には特別指定選手で来季入団が内定した2メートル0のGK中野小次郎がいる。

 ◆波多野 豪(はたの・ごう)1998年(平10)5月25日生まれ、東京都出身の22歳。FC東京の下部組織出身で、高校2年時からトップチームの練習に参加。17年にトップ昇格を果たした。FC東京U―23で経験を積み、昨季はJ3で23試合に出場。物おじしない明るい性格でムードメーカーも務める。1メートル98、97キロ。血液型はB。

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