川崎F　中村憲剛らが医療従事者へ感謝「市民の心の支え」

川崎F中村憲剛
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　新型コロナウイルス感染が拡大する中、川崎Fの選手たちが最前線で奮闘する医療従事者へ感謝を込めたメッセージ動画をクラブの公式YouTubeで配信した。選手同士で「欲しいのはエールや拍手ではないはず。何かできないか」となどと議論を重ねたというが、「具体的支援ももちろんだけど、先が見えない体験したことのない不安のなかで、まず（医療に）携わる皆さんを誇りに思っていること、僕たちも皆さんの存在を心の支えにしていることをまず伝えようと！」と結論に至り、選手会で企画した。

　選手会長でGK安藤駿介（29）の「今、命がけでコロナウイルスと戦っているすべての医師、看護師、医療関係者の皆さまに感謝を申し上げます。この動画で少しでも励みになればと思います。川崎フロンターレは、医療従事者のすべての皆様を応援しています」という言葉でスタート。それに元日本代表MF中村憲剛（39）が「この困難な状況の中、日頃より最前線で新型コロナウイルスと戦ってくださっているすべての医療従事者の皆さんに心から感謝申し上げます。皆さまの働きは川崎市民のすべての皆さんの心の支えになっていると思います。現状、僕たち川崎フロンターレ選手会では、なかなか力になれないかもしれませんが、何もせず傍観をしているよりも、皆さんに激励のメッセージを送ろうという話しになりました。自分が感染しない周りの人も感染させない。患者を増やさない。それが今一番、大事なことだと思います。感染拡大予防を含め、手洗い動画を含め、これからも啓蒙活動を個人としても、チームとしても引き続きやっていきたいと思っております」と続いた。

　フランスなどでは毎晩8時に家族がバルコニーに出て医療従事者に称賛の握手を送るなど世界中で医療従事者に感謝の意を表する活動が広がっている。