味スタ浦和戦14戦勝ちなしも…FC東京MF橋本“鬼門”突破へ燃える「絶対に倒さないといけない」

＜FC東京練習＞サムアップする橋本（撮影・西海健太郎）
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　リーグ2位のFC東京は28日、都内で30日の浦和戦に向けた練習を非公開で行った。ラグビーW杯の影響で味の素スタジアムを使用できず、約3カ月ぶりのホーム戦となった23日の湘南戦では1―1の引き分け。横浜が松本に勝利したため、残り2試合という最終盤で、勝ち点1差で首位から陥落した。

　ホーム最終戦へ、日本代表MF橋本は燃えていた。「気持ちが入る要素はたくさんある。とにかく結果が大事なので、まずは目の前の相手に勝ちたいという気持ちを全員が出してプレーすれば勢いは出る」。もし1位の横浜が勝利し、FC東京が勝ち点を獲得できなければ今季の王者が決定。優勝の望みをつなぐため、負けは許されない。

　ただ、浦和との相性は良くない。本拠の味の素スタジアムでは05年から5分け9敗。それでも気鋭のボランチは「チームとして勝てていないという中で、優勝するためには絶対に倒さないといけない相手だと思う。前節の悔しさを持っているんで、いろんな感情をぶつけて勝ちたい」と強気の姿勢を貫いた。