J2京都　中田監督に続いてエンゲルスコーチ退任も発表「本当に幸せでした」17年前に監督で天皇杯制覇

　J2京都は28日、中田一三監督（46）に続いて、コーチを務めたゲルト・エンゲルス氏（62）も契約満了に伴い、今季限りで退任すると発表した。

　エンゲルス氏は2002年度に京都監督としてチームを天皇杯優勝に導いた実績を持ち、昨季途中まで神戸でヘッドコーチを務めた。1998年度限りで消滅した横浜F時代にはエンゲルス氏がコーチで中田氏が選手、市原（現J2千葉）時代にはエンゲルス氏が監督で中田氏が選手として同じ釜の飯を食べた仲で、今季から“立場逆転”で中田氏を支えるコーチに就任していた。

　エンゲルス氏はクラブを通じて「大好きな京都に戻ってくることができ、本当に幸せでした。ファン・サポーターの皆さまをはじめとする、サンガに関わる全ての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」とコメントしている。