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武藤、現状は1トップで4番手…ニューカッスル指揮官「チャンスが来るのを願うだけだ」

[ 2019年11月28日 18:01 ]

武藤嘉紀
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 イングランド・プレミアリーグのニューカッスルを率いるスティーブ・ブルース監督(58)が、出場機会が激減しているFW武藤嘉紀(27)について厳しい見解を示した。27日付の地元紙イブニング・クロニクル(電子版)が報じた。

 ニューカッスルで加入2季目の武藤は、9月29日のプレミアリーグ第7節のレスター戦以来、国内リーグ直近6試合で出番がなく、そのうち5試合でベンチ外。英メディアでは1月の移籍期間に退団する可能性が伝えられていた。

 ブルース監督は武藤について「今は前線の3人が決まっている」とし、FWのジョエリントン(23)、左ウィングのMFアラン・サン・マクシマン(22)、右ウィングのミゲル・アルミロン(25)の3人をレギュラーと明言。さらに、1トップについても「アンディ・キャロルとドワイト・ゲイルがいて、彼ら2人は今のところ武藤の前に位置している」と、武藤が1トップの序列でジョエリントン、キャロル、ゲイルに次ぐ4番手という厳しい状況に置かれていることを認めた。

 さらに指揮官は「武藤はこのまま働き続けるべき。そして、チャンスが来るのを願うだけだ」と日本人FWに発破をかけながらも出場機会は保証できないと話した。

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2019年11月28日のニュース