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ピム・ファーベーク氏が死去、63歳 大宮、京都、韓国代表などで指揮

[ 2019年11月28日 21:54 ]

オマーン代表監督を務めていたピム・ファーベーク氏。今年1月のアジア杯日本戦を前に会見する
Photo By スポニチ

 Jリーグの大宮や京都で指導歴があるピム・ファーベーク氏が亡くなった。63歳。28日、現役時代にプレーしたオランダ1部スパルタが発表した。

 オランダ・ロッテルダム出身のピム氏はスパルタの下部組織からトップチームでプロデビュー。1980年に25歳で現役を引退して指導者に転身した。国内でフェイエノールト、フローニンゲンなどを率いた後、1998~99年に大宮を指導。韓国代表のコーチなどを経て2003年に京都で監督を務めた。その後、韓国代表、オーストラリア代表、モロッコ五輪代表などを指揮し、日本代表と何度も対戦した。

 2016年から今年1月までオマーン代表の監督を務め、アジア杯で16強に導いた後に退任。直後の2月に指導者引退を表明していた。地元メディアによると病を抱えながら、2月からスパルタの役員を務めていたということで、スパルタはクラブ公式サイトで「厳しい健康状態の中、クラブのテクニカル面を全力でサポートしてくれた」と感謝を記した。チームは30日のウィレムII戦で喪章を付けてプレーするという。

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