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鳥栖 2年連続天皇杯8強 レジェンド豊田が2ゴール

[ 2019年9月19日 05:30 ]

天皇杯4回戦   鳥栖4―2C大阪 ( 2019年9月18日    駅スタ )

先制ゴールを決め喜ぶFW豊田
Photo By スポニチ

 鳥栖がC大阪に4―2で勝利を収めた。8月14日の天皇杯3回戦以来の公式戦先発となったFW豊田がピッチで躍動。長年チームを支え続けるレジェンドが2ゴールで鳥栖を2年連続の8強へ導いた。

 前半20分、代名詞のヘディングで豪快な先制ゴール。左サイドのDF三丸からのクロスを相手DF2人に競り勝った。

 「昨日一緒に昼ご飯を食べに行った。おごったお返しがあのクロスだったのかな」

 その後はリーグ戦4連勝中と好調のC大阪を相手に激しい点の取り合いとなった。後半3分に同点ゴールを許すも、同6分にFW安庸佑アンヨンウがゴール。同27分に再び同点とされたが同36分、FW金崎が勝ち越しゴールで再度相手を突き放した。

 そしてダメ押しとなる貴重な4点目は、またもや豊田。後半43。金崎からの折り返しを左足で押し込んだ。「夢生から丁寧なボールが来たので、シュートするだけだった」。今季リーグ戦で3得点だが決定力の高さは健在。金明輝キンミョンヒ監督も「点を取ることに関して彼の右に出る者はいない。大事なところで決めてくれた」と称賛した。

 「タイトルを獲ると言って結果を残せていないので、勝ち上がれて良かった」。次戦は10月23日、清水と準々決勝で対戦。13年以来の4強へ豊田の決定力は頼もしい。 

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2019年9月19日のニュース